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診療部(栄養科)

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栄養科は患者さんの食事・栄養に関する業務を行っています。 ご病気・身体状況に合わせた食事内容・栄養補給法の検討や献立作成・食材管理・調理業務などをスタッフ全員で協力し、患者様の1日3食365日を支えるお仕事をしています。 治療における制限を守りながら、食事を楽しんでいただけるよう行事食やイベント食にも積極的に取り組んでいます。

お食事のご案内

入院中のお食事の種類は「一般食」と「治療食」に分けられます。「一般食」とは特別な制限などがないお食事のことで、「治療食」とはご病気に合わせエネルギーやたんぱく質などをコントロールしたお食事です。患者様お一人おひとりのご病気や年齢・性別・身体活動量などを考慮し、適切なお食事の提供に努めています。

一般食 一般食 特別な制限のないお食事です
治療食


エネルギーコントロール食 糖尿病・肥満・脂質異常症・痛風・高血圧・心疾患 等の患者様に提供します
たんぱく質コントロール食 急性腎炎・慢性腎炎・肝硬変肝不全期 等の患者様に提供します
脂質制限食 胆嚢炎・急性、慢性膵炎・急性肝炎 等の患者様に提供します
易消化食 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、消化器系疾患 等の患者様に提供します
塩分コントロール食 高血圧・心疾患 等の患者様に提供します
貧血食 鉄欠乏性貧血の患者様に提供します

上記の食事内容で、さらに嚥下機能に合わせて数種類の食事形態を用意しています。

常食 一般的なお食事と同じ大きさです。
きざみ食 メインのお料理を一口大の大きさにカットしています。
その他のメニューは常食と同じ大きさです。
軟菜食 歯で嚙み切ることの難しい食材は避け、軟らかく仕上げる調理法を用います。
食材は1cm角の大きさで調整しています。
超きざみ食 メイン料理は見た目にも配慮したソフト食です。
ミキサー食 粒のないペースト状の形態です。

また、絶食から経口摂取を開始する場合や、経管での栄養補給から経口摂取に移行する場合などには、ゼリーやムースによる移行食により安全な栄養補給を目指します。

栄養科スタッフは、患者様お一人おひとりの身体状況・ご病気・食事の好みやアレルギーを把握し、好ましい栄養状態を維持できるよう患者様との関わりを大切にしています。

日々の体調の変化にも対応しています。個々に合わせた個別対応や、頻繁な食事変更もありますが、直営だからこそ、スタッフ間の連携・協力体制ができており、細かな要望に応えることや、迅速な対応が可能になっています。また、医師、看護師、リハビリスタッフ、介護スタッフとも密に連携して患者様に寄り添いより良い栄養・食事ケアに取り組んでいます。食べる楽しみ・喜びのために食事は単に栄養を摂るだけのものではありません。多くの患者様は食べることを大変楽しみにされています。患者様の年齢層は広く、在院期間も短期の方から長期にわたる方まで様々。それでもより多くの方に美味しく楽しく食事をとっていただけるよう知恵と工夫を凝らして行事食やイベント食、おやつ提供などに力を入れています。

○麺の日...毎月2回
○寿司の日...月1回
○行事食...毎月1回
1月:お正月メニュー
2月:節分メニュー
3月:ひな祭りメニュー
4月:お花見メニュー
5月:端午の節句メニュー
6月:梅雨のメニュー
7月:七夕メニュー
8月:夏のメニュー
9月:お楽しみランチ♪
10月:敬老会メニュー
11月:秋のメニュー
12月:クリスマスメニュー
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3月:ひな祭りメニュー
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麺の日(かき揚げそば)
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手作りピザ
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2月:節分メニュー

◎おやつ...Caféだっ茶(おやつバイキングなど季節に合わせた内容を各病棟と企画)の実施

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